今から一人暮らしする人必見!意外と知らないお金の話、敷金礼金以外にかかるお金ってどのくらい??節約する方法もご紹介します!

一人暮らしをしようと決め込んでいても何にどんなお金がかかるわからないですよね。

一般的に引っ越しをする時に必要な費用の内訳は、敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、引っ越し代、家賃保証会社の利用料、鍵交換費や火災保険料などです。

おおよそ敷金は2ヶ月分、礼金は1~2ヶ月分、仲介手数料は1ヶ月分、前家賃は1ヶ月分、そして引越し代などを含め、家賃の6ヶ月分ほどの初期費用が必要だと言われています。

実際に計算してみると・・・

家賃が5万円であれば30万円、家賃が6万円だったら36万円が必要です。ガックシ・・・

それだけの費用を用意するのは学生にとっても、社会人にとってもなかなか大きな負担になるものですよね。

そこで敷金・礼金を除き引っ越しに必要な初期費用を節約するにはどうしたらいいのか、適切な相場とともにお伝えしていきます。

仲介手数料は半額、もしくは無料にできる!

不動産物件の紹介を受け、契約が済めば、不動産会社に仲介手数料として家賃の1ヶ月分を支払うのが相場です。

仲介手数料を節約するには・・・

・仲介手数料半月分の不動産チェーンを選ぶ
・不動産会社が所有する物件を借りる
・大家と交渉する

という3つの方法があります。

仲介手数料が半額であることを謳う不動産チェーン会社であれば、
仲介手数料の金額は家賃が6万円だったら、3万円と消費税で済みます。

なぜ仲介手数料半額になるのかというと、そういった不動産チェーン会社は仲介手数料を大家にも負担させているからなのです。

法律では仲介手数料は家賃1ヶ月分しか不動産会社は受け取れないことが決まっています。

そこで入居者に半月分、大家に半月分を請求することで、入居者の費用を軽減し、お客さんが借りやすくしているのです。
ちなみに、仲介手数料が安いからと行って物件の質が悪いということはありません。

また、ときには「仲介手数料無料」の物件もあります。

これは不動産会社が直接所有している物件というケースで、
不動産会社の所有物件であり第三者が介在しないので、仲介手数料自体がありません。

また物件の入居者が決まらない時期は大家次第で仲介手数料を大家負担にしてもらうこともできます。

交渉ができるかどうかを不動産会社に聞いてみましょう。

引越し代は時期をずらすことで半額程度まで抑えられるかも!?

引っ越し代も転居の初期費用を大きく節約するためのポイントです。

引っ越し代を大きく左右するのは引越し時期と作業員の数です。

年度の切り替わり、2~4月の引越し繁忙期を避ければ引っ越し代は3割から5割程度を節約できます。

また一人暮らしの場合通常2人の作業員の方が来ますが、作業員の数も1人に抑えればそのぶん人件費を節約できます。

相場としては、
一人暮らしでワンルーム、1K物件の引っ越しの場合、市内程度の移動でしたら引っ越し代相場は3~4万円といったところです。
しかし繁忙期の場合は5~6万円程度になりますし、反対に繁忙期を外した時期の平日に頼めば2万円台に抑えることができることもあります。

作業員を減らす方法としては、「単身者引越しプラン」を頼みましょう。

単身者引越しプランを利用するには、荷物が少なく引越し業者の持ってくるコンテナ1つに収まる程度でなければいけません。

ベッド、タンスなど大型の家具がある場合は利用できないと思っておきましょう。

例えば、ダンボール箱で20箱程度の方、
テレビやテーブル各1台程度でしたら十分にコンテナに積めるので、
「引越し単身パック」が利用できれば2万円程度まで引越し代を抑えられますよ♪

フリーレント付きの物件ならば前家賃も必要なし!

転居の初期費用には、には入居日から月末までの日割り家賃や1ヶ月分の前家賃の支払いを要求されます。

例えば家賃6万円の物件で4月16日2に引越しした場合、4月16日から4月30日までの15日の家賃、つまり6万円の15/30である3万円を日割り前家賃として支払います。

しかしフリーレント付きの物件を利用すれば、最初の1~2ヶ月分の家賃を節約できます

フリーレント物件で多いのは学生向け物件です

4月から進学が決まっているが、2月に部屋を決めておきたい、しかし2月から家賃が発生すると無駄になると考える入居者を対象に、「2月中に入居を決めれば家賃は4月から!」というケースがあります。

また入居者が入りにくい時期の客付けのために大家が実施することもあります。

年度の切り替わりを逃すと、立地によっては入居者が決まりにくいこともあります。
そこで大家はフリーレントをつけてお得感を出すことで、入居者に入ってもらおうとするのです。

ただしフリーレントがあるからと行って必ずしも安いとは限らないのが現実です。

フリーレントの分、家賃に上乗せしていて相場より高いというケースもあります。

2年間住むことを考えてその期間の総合的なコストを計算して判断しましょう!

またフリーレントが利用できる代わりに、1年間退去ができないもしくは退去した場合の違約金を支払わなければならないなどの規約が設けられている場合もあるので、しっかりチェックしておきましょう。

賃貸保証会社の利用を避けられれば安くできるかも!

最近は賃貸保証会社を利用する不動産会社や大家が増えています。

賃貸保証会社というのは、入居者が家賃を滞納した場合など入居者の代わりに家賃を支払い、入居者に対し家賃の回収業務を行う会社です。

大家や不動産会社にとっては確実に家賃を徴収できるメリットがあり、そのため利用する不動産会社が増えているのです。

入居者にとってのメリットは、連帯保証人がいない状況でも部屋を借りられるという点で、

外国人や職業が不安定な人にとってもメリットがあります。

賃貸保証料は相場としては家賃1ヶ月分です。

しかし、まだ現役の社会人の親などの連帯保証人がいる学生にとっては、賃貸保証会社の利用で余計な費用を請求されるのは納得いきませんよね。

家族や親族など定職があり、連帯保証人となってくれる人がいれば、
不動産会社に交渉して賃貸保証会社の利用を外してもらうことができます。

そうすれ家賃1ヶ月分の初期費用を節約できますよ!

鍵交換費や火災保険料は節約できるのでしょうか・・・!

仲介手数料、前家賃、引っ越し代、そして家賃保証会社の利用料は節約可能です。

その他に必須な初期費用として火災保険、そして鍵交換代があります。

鍵交換代は鍵を交換するか否か不動産会社に確認されるだけのこともあるので、鍵交換が不要と伝えれば費用はかかりません。
ただし、防犯面で考えれば鍵交換はしておくべきだと思います。特に女性の場合は安心を買うと考える方が良いと思います。
特にオートロックがないようなアパートでは必須です!
相場としては15,000~20,000円程度です。

そして、火災保険は契約とほぼセットになっており、不動産会の指定する損保会社の火災保険への加入を求められます。
相場としてはこちらも15000円から20,000円程度です。

火災保険の加入自体は必須ですが、どこの損保会社に加入するかを自分で選ぶこともできます。
ただし、すぐに加入できて且つ安い損保会社を知っていない限り、どうしても契約には時間かかるので、

安い火災保険を選ぼうとしてモタモタしていると、その間に目当ての部屋の入居者が決まってしまうこともあります。

安い火災保険を見つけても節約できるのは5,000円程度です。

せっかく見つけた良い物件でもその間に入居者が決まってしまうリスクと、
探す手間と時間を考えれば、
15,000円程度の火災保険なら、素直に加入する方が良いかと思います。

賃貸情報をもっと知りたいという方はさくっとホームをご覧ください

まとめ

仲介手数料は不動産会社を選べば確実に節約できますし、引越し代も自分の工夫で最低限度まで節約できます。
家賃1~2ヶ月分を節約できれば10万円以上のお金が浮くでしょう・・!ムッハッハッハ

しっかりと節約できるポイントを知り、賢く部屋探しと不動産会社選びをしてバラ色の新生活を送ってくださいね!

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リバフク編集長

リバフク編集長

リバフクの企画主であり、編集長。趣味は福島の食べ歩き・ゴルフ・筋トレなど。週に2回くらい酔っぱらって千鳥足で福島界隈を闊歩してます。